2008年9月2日火曜日

最後の秘境



人類未踏の地とよばれる、「ペディエポプラ」についにたどり着いた。
駅からバスを乗り継ぎ、タクシーで15分、
舗装されていない程度の道を30分歩いた。
歩くことになれていない分、靴擦れが3つもできてしまった。

道は草が生い茂り、もはや分け入っているにすぎず、
道なき道になって5分程度のことだった。
眼前にそびえたのは巨大なピラミッド型の遺跡だった。
掘り刻まれている文字も、かつてみたことのないものだ。

「大発見だ!おれは一躍有名人だ!」

ヒッチハイクを行い、いったん家に帰った。
震える手を押さえ、関係者やメディアへの報告を行い、
すぐさまチームが組まれ、岡山駅へ集合した。
4駆のトラック借り、皆で現地へのりこんだ。
場所はグーグルマップにマークしておりたので安心だ。

「さあ、みなさんこれが未開の文明です!」
「おおおぉ〜!!」

この文字は、この建築方法は、
すべてが独自の文化で構成されているらしく、
関係者もマスコミも目が輝いている。
そんなときピラミッドの奥への扉が発見された。

懐中電灯(LED)で中をてらしながらゆっくりと歩みをすすめると、
なんと中にミイラが石の台の上に寝ていた。
一歩一歩近づくと、ミイラではなく血の気のない、
ひげを蓄えた初老の男性だった。
まるで生きているようだというより、生きている。
なぜなら寝言をいってるからだ。
「福田さ〜ん、やめないで〜・・・。」
「おじいさん!うるさいですよ!カレーできてますよ。
ななな、なんじゃおまいらわ!」

とりあえず、大発見には間違いない。












そのとき

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