
人類未踏の地とよばれる、「ペディエポプラ」についにたどり着いた。
駅からバスを乗り継ぎ、タクシーで15分、
舗装されていない程度の道を30分歩いた。
歩くことになれていない分、靴擦れが3つもできてしまった。
道は草が生い茂り、もはや分け入っているにすぎず、
道なき道になって5分程度のことだった。
眼前にそびえたのは巨大なピラミッド型の遺跡だった。
掘り刻まれている文字も、かつてみたことのないものだ。
「大発見だ!おれは一躍有名人だ!」
ヒッチハイクを行い、いったん家に帰った。
震える手を押さえ、関係者やメディアへの報告を行い、
すぐさまチームが組まれ、岡山駅へ集合した。
4駆のトラック借り、皆で現地へのりこんだ。
場所はグーグルマップにマークしておりたので安心だ。
「さあ、みなさんこれが未開の文明です!」
「おおおぉ〜!!」
この文字は、この建築方法は、
すべてが独自の文化で構成されているらしく、
関係者もマスコミも目が輝いている。
そんなときピラミッドの奥への扉が発見された。
懐中電灯(LED)で中をてらしながらゆっくりと歩みをすすめると、
なんと中にミイラが石の台の上に寝ていた。
一歩一歩近づくと、ミイラではなく血の気のない、
ひげを蓄えた初老の男性だった。
まるで生きているようだというより、生きている。
なぜなら寝言をいってるからだ。
「福田さ〜ん、やめないで〜・・・。」
「おじいさん!うるさいですよ!カレーできてますよ。
ななな、なんじゃおまいらわ!」
とりあえず、大発見には間違いない。
そのとき
2008年9月2日火曜日
最後の秘境
投稿者 SHIMIZU naoto 時刻: 19:47
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