2007年10月29日月曜日
2007年10月27日土曜日
ぷるっぷるうる〜

ファンファンファンファン〜
空からお〜きなアメちゃんがおりてきました。
包み紙の一部がほどけ、一筋のアメの道が地上に降りてくる。
ピヨンピヨン。
かわいいかわいい宇宙人が2歩でおりてきた。
「地球をすべてアメちゃんにしてやるぞ!」
するとアメアメ光線をまき散らし、
木も電柱もビルもアメちゃんになっていった。
このままでは地球が滅びてしまう・・・。
そこにヒーローが現れた。
わんわん!一匹の犬だった。
わお〜ん!と遠吠えをすると、数百匹の犬が集まり、
一斉にぺろぺろとし始めた。みるみるアメちゃんがとけていく。
宇宙人も負けじとアメアメ光線を振りまく。びびびび〜!
ペロペロペロペロ!
ビビビビビビビビ!
ペロペロペロペロ!
ビビビビビビビビ!
ペロペロペロペロ!
ビビビビビビビビ!
ペロペロペロペロ!
ビビビビビビビビ!
ペロペロペロペロ!
ビビビビビビビビ!
なんのことはない、
宇宙人は犬をアメちゃんにして、
地球をアメちゃん征服してしまったとさ。
2007年10月25日木曜日
ピュハッ!
どうだい?

「そうでちゅか、ならこの薬を飲むといいよ。」
天使の名はパッサン。もう天使をやめることをきめた。
もう人間たちにはついていけない。
セクハラ、わいせつ、詐欺、のぞき、万引きもうたくさんだ!
大天使の目を盗んで禁止地域、つまり悪魔達の棲む国へとむかった。
周りの暗がりから無数の視線を感じる。
いつ引き裂かれてもおかしくはない状況だ。
しばらくすると、上が見えない大きな門が眼前に立ちはだかった。
立ち尽くしていると門が聞き慣れない低音とともに開き始めた。
その門戸の隙間には、身の丈10メートルほどもありそうな悪魔がたっていた。
「天使なんぞが何のようだ」
「もう人間たちの悪行に愛想が尽きました。悪魔にしてください」
「・・・・・はいりなさい」
不気味な土の山に手彫りのような洞窟ある。あれが入り口なのか。
悪魔の後ろをつかず離れず進んでいく。しばらくして開けた空間にでた。
その中心に、サタンらしき悪魔が横になっている。
「おまえか、悪魔になりたいという天使は」
「はい、悪魔になって、セクハラ、わいせつ、詐欺、のぞき、万引きを
もっとはびこらせて、いやらしい世界にかえてやるのが今の目標です!」
「ふむ、悪魔になる素質はありそうだ。ちなみに、お前を案内した悪魔は、
文書偽造の専門、あそこに立っているのは器物損壊、となりは通貨偽造だ」
「はは〜!さすがサタン様です!」
「や、やめて、そんなこといわれると照れるじゃない!ぶれいこうぶれいこう!」
「まじっすか〜!いや、サタンこのやろっ!」
「いて、いてて、いたいって!こ〜いつ〜〜!はははは〜。」
「ははははは!」
大冒険

とある奥深いジャングルに100人あまりの部族がすんでいる。
主にこんぼうで動物をかりを行うこの人たちは、瞬間瞬間に危険がはらんでいる。
また1人つぶされてしまった。
でも彼らの勇気の言葉「ヤ〜」とともに、こんぼうを振りかざす。
おじいさんのおじいさんのおじいさんの・・・・
もうここに腰を据えてかなりの時間がたった。
最近、この辺りで動物を見かけることがなくなった。
毎日、飢えで家族が死んでいく。もう母乳も出ない。
100人いた家族は今では26人までになってしまった。
もうこの場所にいると、我が民族は消えてしまうヤ〜!
移動しよう。そうヤ〜が提案し、持てるだけの荷物におさえ、
ジャングルの中を移動し始めた。
もう何日歩いているだろう。
沼にはまり、ワニにさらわれ、大蛇に飲まれ、ヒョウにさらわれ・・・・。
とうとうヤ〜だけになってしまった。
こんなことだったら、あの場所にとどまっていた方がよかったんじゃないだろうか。
ジャングルの奥から光がこぼれている。
あ〜神の世界だヤ〜。
光の射す方へ歩みを進め飛び込んだ。
「あ〜、やっぱりコンビにはいいな〜すいません、肉まんを一つください。」
2007年10月17日水曜日
●□

四角いものしかない世界のお話。
カボクが平らな道を歩いていました。周りは四角いものだらけ。家も看板もみ〜んな四角。
今年は会社に入社して何百年になるだろう。
もうこの道を何百年と歩いている。
四角い世界の四角い世界だから、別の道を歩いても同じこと。
もうこの道を何百年歩いているだろう。
そのことを何百万回考えているだろう。
四角い会社の、四角い扉が開く。
「オハヨウゴザイマス」「オハヨウゴザイマス」
自分のデスクにつき、四角い書類に目をとおす。
その一文に目が止まる。
「コノセカイノドコカニハ、マルトイワレルモノガアルラシイ」
マル?なんだろう・・・。
「ソレハ、コノセカイニアルモノノカタチトハチガウ」
カタチガチガウ?形は四角じゃないか。
ボクは、その書類をゴミ箱へすてた。
「カクカクカクカクカク!」
あ〜今日も仕事が終わりだ。家に帰ろう。
四角い世界の四角い世界だから、別の道を歩いても同じこと。
もうこの道を何百年歩いているだろう。
そのことを何百万回考えているだろう。
その問いが無駄だと何百万回考えているだろう。
ポ〜ン、ポ〜ン、コロコロコロ・・。
カボクの足下へ白いボールが転がってきた。
カボクはそのボールを蹴飛ばし家路へと歩みを進める。
四角い世界の人たちは、マルの概念がないから、
音も形もみえない。
丸い世界の人たちも、四角の概念がないから、
音も形も見えない。
まれにその世界を跳躍するモノがたまにいる。
両方を知っているボクら。だけれど、ボクらも知らない世界も、
同時に広がっているんだろう。
2007年10月11日木曜日
宇宙はプリンなのか。

宇宙は大きなプリン。
そう導きだしたのは私だ。
1万年に1人の逸材、人類史上最高の叡智とまでいわれた私に、
唯一わからないことは、「宇宙の外側」だった。
その謎に向き合うこと3日。その答えはプリン。
私は、自分で自分が信じられなかった。
臨死体験を終えた子供がニュース番組でいっていたが、
世界の誰もが戯言だとしか思うはずもなかった。
だが、いまならその子供の言葉に耳を傾けるであろう。
しかし、その子供はいまではもう・・・・。
宇宙の心理を求めるため、自分の心理を求めるため、
ボクは様々な国の支援のもとに、人類史上初となる、
「単独宇宙外飛行」を行うこととなった。
4.3.2.1.ファイヤー
重力を断ち切り、故郷を背中にただただ心理に向かう。
「あれが地球か。実際にみるのは初めてだが数式通りだ。」
宇宙は無限。
ボクはコールドスリープにはいり、宇宙の果てに望んだ。
ボクは眠りから覚めた。
アレからどのくらい時間が経ったのだろう。
原子時計をみると、4210年。あれから2200年もたったのか。
機内もボクも当時のまま。まだ地球は、太陽系は残っているのだろうか。
「あと、3日で宇宙の外に出ます。」
コンピューターのアナウンスを聞き、心の準備を整える。
「いよいよか・・」高鳴る鼓動を押さえ、宇宙内で過ごす
最後の3日を過ごす。
「いよいよだ!」
まばゆい光につつまれ、一気に宇宙の外に出た。
徐々に目が慣れてきた。そこには一枚のお皿があった。
「プリンじゃなかった・・・・。お皿だったのか・・・。」
落胆しているところにどこからか声が聞こえた。
「お母さん、もう1個食べていい?」
そこには1人の少女がたっていた。学校から帰ってきたばかりのようだ。
「1個に指定おきなさい!さあ、おやつ食べたのだから宿題をしなさい!」
「・・・は〜い。」
「どうしよう・・帰る宇宙がなくなってしまった・・。」
ボクは宇宙船からおり、この星で暮らしていくことになってしまった。
今、ボクのとなりには最愛の妻があり、息子は10歳になった。
その息子に与えるプリンからまた今日も1台のロケットが出てきた。
「やあ、びっくりしたかい?」
「こ、ここはなんなんですか?」
「ん?ここ?ここは1万年に1人集まった星だよ。」
「ではあなたも?」
「そう、ここの人たちは様々な宇宙から飛び出してきた人の星なんだよ。」
「では、この星も宇宙の中に存在するのですか?」
「そうだよ。」
「ただ、もうだれも宇宙を知りたいなんて思わないけどね。」
2007年10月10日水曜日
冬の花

花言葉つけるとするならば、「世界のはじまり」。
世界でいま彼女にしか知られていない花が咲いている。
名前はない。ただ、今は冬の時期に咲いているから冬の花。
名前を付ける必要はない、彼女は思った。
だって名前はなくてもその花は存在するもの。
薔薇の花はどのように呼ばれようと、その美しさに変わりはないわ。
ライオンはどのように呼ばれようと、その勇猛さに変わりはないわ。
名前を付けることで失われる領域がある。
この花を見つけたものは、かつてだれも名前を付けることなく
ただみつめてきた。だからこの花は、世界で一番美しい。
彼女は、その花をやさしく、時に激しくふみつぶした。
世界一の花を征服した自信をもとに、現在は、秋田県は十和田湖付近の山奥に潜伏しているらしい。
そう、彼女はマルクス・レーニン主義を掲げ、暴力革命による日本革命、世界革命の達成と共産主義社会の実現を目指している。
その日世界は滅亡した。
2007年10月9日火曜日
一服。
2007年10月8日月曜日
45
2007年10月6日土曜日
bobibi

『BOBIBI!』
その音を最後に、BOBIは動かなくなった。
今から350年前、ひとりの名もない科学者が最後に手がけたヒューマノイドがナンバー.0094のBOBI。
科学者意外の誰にも存在を知られぬBOBIは、博士がいなくなった今、もう誰も彼のことを知るものはいない。
BOBIはずっと一人。
四角い部屋の壁をタッチして歩き続ける。
壁から壁までかならず5歩でわたる。
壁の一点を一時間づつみる。
右手と左手を交互に上にのせる。
ごろごろする。
壁をノックする。
部屋にたまったほこりをすこしづつすこしづつあつめていく。
この部屋には扉はあるけれど、博士の許可がないから出ることはない。
いつあの扉が開いて博士が入ってくるのか、それも浮かぶことはなくなった。
すこしづつすこしづつあつめたほこりは、
ちょうど5センチくらいの大きさになった。
それを指先にのせてふわふわしてもう12年が経った。
ふわふわからひとつの植物の芽が出てきた。
BOBIはそれを見つめる。いままで過ごした中で、
一番時間がたつのが早い。なんでだろう。
植物の成長はBOBIにとってはあまりに短いものだった。
それまでこの部屋で過ごした時間からすると、ほんの一瞬の出来事だった。
『BOBIBI!』
ボビは指先にほこりをのせたまま動かなくなった。
いくらかの時間がすぎたとき、BOBIの体の隙間からたくさんの植物の芽が生えてきた。
BOBIは博士が残した94種類の種の詰まった、命のカプセルだった。
BOBIを苗床とし、成長した植物は部屋を突抜け、荒れ果てた大地に根を伸ばした。
天高く伸ばした茎のてっぺんには、ほこりのたまとBOBIが今も座っている。
2007年10月4日木曜日
桃太郎ー上

むかしむかし、そのまたむかし。
あるところに、おじいさんとおばあさんがおりました。
ぽかぽかとした陽気の日、
おじいさんは山へしばかりに。おばあさんは川へ洗濯にいきました。
おばあさんが川で洗濯をしていると、
お〜〜きな桃が「どんぶらこ どんぶらこ」と流れてきました。
おばあさんはその桃をひろい、家へ持ってかえりました。
おじいさんが包丁で桃を割ると、中からな〜んと男の元気な赤ちゃんが出てきました。
「おぎゃおぎゃっ!」
赤ちゃんはおじいさんの好物の桃にちなみ「桃太郎」と名付けられました。
いくつかの春がすぎ、 青年になった桃太郎は、
鬼の悪行を噂できき、鬼退治へいくことを決意しました。
桃太郎は、おじいさんとおばあさんが寝静まった頃、
戸棚の奥にあるきびだんごを懐に入れ、
こっそりと家を後にしました。そう、二人に心配をかけぬように。
桃太郎はおじいさんとおばあさんのおかげで、とても優しい青年に育ちました。
桃太郎ー下

夜のしじまがあけてくるとともに、
桃太郎は村々の残忍な鬼の爪あとに愕然としました。
「ひどい・・・ひどすぎる・・。」
桃太郎は涙が止まりませんでした。
引き裂かれた死体の山、やつれ果てた子供、死んだ乳飲み子を抱く女性、家を焼かれ、田畑を荒らされ、川は毒水にされていた。
「こんなこと人間のすることじゃない!!まるで鬼じゃないか!!」
その頃、おじいさんが目を覚まし、
桃太郎がいないことに気づいてあわてておばあさんを起こしました。
「大変じゃ!桃太郎がいない!」
「きびだんごもなくなっている!まさか・・・」
二人は心配で気がきではありません。
「まだ、無理じゃ!」
着るものもとりあえず、全裸で桃太郎を探しに家を飛び出しました。
「ももたろうさん!ももたろうさん!
懐に入れているきびだんご1つ私にくださいな!」
「これは、貴重な食料だからあげられないよ!」
「ももたろうさん!ももたろうさん!
懐に入れているきびだんご2つ私にくださいな!」
「黍の粉と餅米の粉を混ぜて求肥を作り、これを整形して小さく平な円形に仕上げたこれは、貴重な食料だからあげられないよ!」
「ももたろうさん!ももたろうさん!
懐に入れているきびだんご3つ私にくださいな!」
「原料である黍は鎮静効果をもち、アレルギーを引き起こさず、消化によいことで知られているこれは、貴重な食料だからあげられないよ!」
「ももたろうさん!ももたろうさん!
懐に入れているきびだんご4つ私にくださいな!」
「おもな栄養は、タンパク質と糖質で、デンプンを多く含むみ、ビタミンB1、ビタミンB2、 ビタミンC、鉄分、カリウムなども豊富な黍を使用したこれは、貴重な食料だからあげられないよ!」
「ももたろうさん!ももたろうさん!
懐に入れているきびだんご5つ私にくださいな!」
「徐々に図々しくなっているじゃないか!・・・あれ〜!!」
あわれ、桃太郎は殺されてしまいました。
「遅かったか・・・。」
おじいさんとおばあさんが桃太郎を見つけたときは既に遅かった。
桃太郎の変わり果てた姿に、ぺたんと地面へたり込んでしまいました。
「結局、百個目の桃もだめか・・・もう・・終わりじゃ・・・」
科学者のおじいさんとおばあさんは殺され、
人間は鬼によってみ〜んな殺されてしまったとさ。
とっぴんぱらりのぷう。






